連載『愛のあるしつけ方 6ヶ条』Day5

市教育委員会より配布されました家庭教育カウンセラーの内田玲子氏著の『愛のあるしつけ方 6ヶ条』を今週より6日間にかけてご紹介しております。本日は5日目。
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【Day5】第五条:遊ぶ

 よく遊ばせる

 子供は遊びの中から多くの事を学びます。
 満足するまで遊ばせる事です。
 「もっと遊びたい」「もう少し」「もう一回」
 と訴えているのに、
 「ダメ」「塾だから」「そこでやめて」
 と親の思いを優先し、人権を無視し
 子供を振り回しては体の中に不燃焼が残ります。
 メソメソすると今度は脅かす。
 そんな子は思春期にいろいろなサインを送ります。
 幼児期にどのように関わったかが
 答えとなって出ただけです。

○ある県の講演に行った時、
 園長先生が次のように言われました。
 「卒園児 男性(現在30才)ひきこもり歴13年
  幼児期の事を考えた時、
  この男性は、親から洋服を汚すなと言われていた。
  園児の時三年間一度も泥んこ遊びをしたこ事がなかった。」
 年齢に応じて満足する事をやらせればいいのです。
 この男性は部屋にとじこもったまま、
 誰とも会わないと言うのです。
 親の心のクセで育てたように育っているのです。

明日は最終日、第六条「ルール・マナー」9:00頃公開予定です。