毎年300~400個ものみかんを実らせ、歴代の園児の柑橘欲を満たしてくれた寿幼稚園の花壇にあった2本のみかんの樹。今年は気候のせいか、お手入れのせいか、秋口よりすす病にかかってしまい、剪定や薬品をつかって感染の拡大に努めておりましたが、みかんは実ったものの、枝から葉全てにすす病が広がってしまいました。さすがにこの状態で収穫し食することは困難、すす病は一度かかったら完治は不可のため、泣く泣く伐採を決断し、寿幼稚園のみかん生産にピリオドを打つこととしました。
初秋を思わせる暖かい某日、朝の会のあと、このみかんの樹にお別れをする「断樹式」を執り行いました。みんなで「みかんの樹ありがとう!さようなら」のかけ声で伐採しました。
みかんの樹もなくなり、秋口まで花壇を彩っていた花もお役目を終え、一掃したところで、毎年好間支所よりいただく花の苗を、今度はちょう組さんに植えてもらいました。一新した花壇、パンジーやビオラでかいわらしく彩り、冬の始まりを感じさせてくれています。中央部分にはチューリップの球根も植えていますので、ちょう組さんが卒園する頃には、チューリップが一斉に咲き子どもたちの門出を祝ってくれることでしょう!
不慣れな手つきでしたが、一生懸命「大きくな~れ!」と声を掛けながら植えてくれました。ちょう組さんお疲れ様!しっかり水やりもお願いしますね!是非送迎時に一新した花壇をご覧になって下さい。
本日のちょう組さんの花の苗植えの様子は、わずかですが寿写真館に掲載しておりますので、ご覧下さい。